蓮田支部の合宿は、参加者に次の行き先を告げない ミステリーツアー方式。
なぜ そうしているかというと・・・
① 新鮮な驚きを感じて欲しい。
② 先々を考えず その瞬間 瞬間に全力を出して欲しい。
③ 各状況に 瞬時に対応できるようになって欲しい。
せっかく合宿に参加するのですから、たった2日間(今年は1日)でも、限界の壁を突破し大きく成長してもらいたいもの。
② 先々を考えず その瞬間 瞬間に全力を出そう!
例えば、明日の山登りがきつくなりそうだからと今日の稽古をセーブしていたら、限界点が見えません。
特に最近の子は、"中途半端に”頭がいいのか、先読みして楽な道を選ぶ傾向が強いので、結果的に自分の可能性を狭め、損している場合が多いと感じます。
空手でも、ラウンド後半を考えてスタミナを温存するのは、壮年部の発想。
若くて回復力も違うんだから、その一瞬を 全力で取り組みましょう。
③ 各状況に 瞬時に対応できるようになろう!
これも、空手の試合をする上で重要な力です。
空手は攻撃側と守備側が分かれている競技ではないので、かなり多くの情報を処理しながら戦わないといけません。
事前に計算させず、各状況で最適の判断、最適の対応をする力を養っていきましょう。
① 新鮮な驚きを感じよう!
こういった 厳しい壁を乗り越える力を支えているのが、この後、何が起こるのだろうというワクワク感だったり、新しい経験に接した時の高揚感だったりします。
全力で稽古した子ほど 大きなリターンが得られます。
だから、合宿参加を重ねた子のご家庭では、足を引き摺りながら帰ってきて 異常なハイテンションで思い出話を捲し立てる光景が「夏の風物詩」となっているのではないでしょうか?
こうやって絶妙なブレンドで、楽しみながら成長できる場に仕立て上げられているのが「合宿」なのです。
ただ、自然災害が頻発している昨今、どこで何をやっているのかわからないと、保護者の皆様も不安だと思いますので、東日本大震災以降は、出発前に保護者の皆様だけに行程表を お渡ししています(当日の朝に お渡ししますので 各道場指導者のところへ 受け取りに来てください)。
参加者には行く場所が「ネタバレ」しないように ご注意ください。
なお、今年も 蓮田支部公式ツイッターにおいて、進行状況を 随時 お知らせする予定です。
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