今年最後の審査目前ですが、今回の審査受験をしない皆さんは、もう来年に向けて準備を開始しましょう。
審査は3ヶ月に1回・年4回のサイクルで回っています。
これから約3ヶ月間を三期に分け、計画的に稽古を進めていきます。
おおまかなスケジュールは、下表を参照してください。
ピリオダイゼーション | 稽古内容 | |
Ⅰ期 (最初の1ヶ月) |
習得期 |
この期間に、初審査受験の方は審査項目を確認し、一通りの内容を習得してください。 受験経験者は、新しく追加・変更される項目の習得に努めてください。 最初は強度(スピード・力強さ)を抑えても、主として、フォームの修正・今までの審査の課題克服・新しい技術の習得を優先します。 |
Ⅱ期 (次の1ヶ月) |
反復期 |
各項目において、技の精度(フォーム)を維持しながら強度(スピード・力強さ)を上げる時期です。 正しい動作で反復することで、自然と身体が動くよう「脳と身体に刷り込む」ことに時間を割きます。 |
Ⅲ期 (最後の1ヶ月) |
仕上げ期 |
個々に稽古してきた項目をつないで、審査内容の流れを把握します。 複数人で受験する場合もありますので、見学時の約束も確認しておいてください。 |
以上は、トレーニング用語で「ピリオダイゼーション」という考え方です。
「period(期間)」という言葉から来ている手法で、トレーニングを期間・時期で変えていくという方法です。
計画通りに進むよう、次回受験予定者はまず稽古日数の確保を。
次々回受験予定者も、この期間に一回仕上げをしながら課題の発掘をしましょう。
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