【空手】 『合宿日記2019』 PART11

まとめ編

空手 キックボクシング 埼玉県 蓮田 東大宮 夏合宿

人生のいろいろな局面で、困難にぶち当たることは必ずあります。
空手では、身体能力や理解力が高くて、これなら黒帯になれそうだと思っていても、挫折していく子を何人も見てきました。
共通するのは、空手仲間がいなかったという点。
有能ゆえに それまで失敗を経験してこなかったため ストレス耐性が低く、壁を乗り越えられずに諦めてしまいます。
そういったときに支えてくれるのが「仲間」で、その「仲間」と より強い絆で結ばれるのが「合宿」という場です。


合宿の計画を立てるとき、みんなを どうやって喜ばせてやろうか、どうやって驚かせてやろうかと楽しみな反面、当然準備には手間も時間もかかります。
そして実施には、特に安全面でリスクを伴います。
それでも やり続けてきたのは、参加者の笑顔と、その後の成長を見てきたからです。

 

今年も、こんなことがありました。

夏期講習を夕方に控え、昼食までの参加だった ひろきくん。
2日前に急遽、部活の予定が変更になったので稽古だけ参加したいと申し出てくれた あおいちゃん。
午後の”お楽しみタイム”無しでも合宿に参加しようというくらいの気概があるかないかが 黒帯になれる子となれない子の違いなのでしょうが、二人は道場生としてだけでなく 上級者として少年部リーダーとして やる気と責任感を見せてくれました。

 

また、たつなりくんも夏期講習と重なっていましたが、塾の先生と交渉。
日頃のがんばりや言動が、空手による良い影響もあると認められ、それならばと合宿への参加を許可されたそうです。

 

他にも、予定を調整して参加してくれた人もいると思います。
みんなの そういう気持ちがある限りは、合宿を続けていきたいなと思います。

今年は全11回にわたって ご紹介してきました『合宿日記2019』いかがでしたか?
今年も多くの保護者の皆様に ご理解・ご協力を賜り、無事、合宿を開催できましたこと御礼申し上げます。
また、ホームページへコメントをお寄せいただいた皆様ありがとうございました。
そして、今年も後輩たちのために ご協力いただいた 一般部 & UNITYの おふたりさんにも感謝します。

何より、このレポートを見て 合宿行ってみたいなと思ってくれた まだ未参加の道場生の皆さん、お子様の成長を願う 保護者の皆さん、来年こそは絶対に参加できるよう 1年かけて準備してくださいね。

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