「フルコンファイト」・「登竜門」では、申し合わせ上、審判・スタッフも 応援席からのみ応援可能になっていますが、私は基本的にセコンドには付きません。
審判は、自分の家族の試合には加わらない規則になっていますので、自分の家族を応援する時は、審判と家族の立場を区別し 公平性を担保するため、応援席に入ってもらっています。
但し、私は全体を司る主催者の立場なので、道義上 応援は控えており、『フルコンファイト主催大会』『登竜門』シリーズでは、自分の子供たちの試合にもセコンドに入った事はありません。
もちろん、一番身近で見続けている指導者が指示を出せるのが理想です。
指導者がいなくてもよいなら、そもそも道場や指導者の存在価値が無いという事ですからね。
しかし現状では、試合前・休憩時間にアドバイスをして回るのが限界です。
そこで考えたのが、キャプテンを中心に、仲間同士で応援しあえるよう普段から準備しておくチーム制度です。
それは、稽古だけでなく、合宿やクリスマス会のような交流も含めて、個人をチームに溶け込ませ、いざという時に、お互いが協力し合えるようにするシステムです。
そのおかげで、今までは個人が孤立せず、多くの好成績を残してこられた訳です。
それにしても、子供たちだけでよく勝ってきたなって話ですけどね。
しかし この数年は、この制度がうまく機能できていませんでした。
そこで、年間の目標も含め、もう一度「仲間」作りから始めようと呼びかけてきました。
そして最近は、徐々に回復傾向にあります。
「登竜門-5」では、前回のフルコンファイトでエキスパートに昇格した 蛯谷あおい選手がキャプテンに立候補してくれました。
自分も先輩や仲間たちに協力してもらって今のポジションを得られたのですから、次は、仲間や後輩たちのポジションを引き上げることで、その恩返しをしてください。
今大会でも、選手と応援の皆さんがキャプテンを中心にまとまり、コーナーで力を合わせて応援する姿を楽しみにしています。
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