蓮田支部少年部・四天王として一時代を築き、理想的な空手人生を送った 二人だけに、口から飛び出すのは、私が日頃、少年部に話していることを裏付けるかのような言葉ばかり。
意外だったのは、ノリノリでやっているように見えた彼らでさえも、稽古に来る前は毎回、嫌だったとか(笑)。
でも、お父さん、お母さんが稽古日になると あたりまえのように連れていってくれたから、そして、道場へ着けば「仲間」がいたから、稽古が始まってしまえば大丈夫だったそうです。
「もし、稽古に来る前に、親からどうするって聞かれていたら稽古に来てた?」と、ちょっとイジワルな質問をぶつけたら、「たぶん、来ていなかったと思う。」という返答。
こうやって話しているうちに、毎週2日間 ほとんど休まず送迎してくれて、試合の日には 朝から晩まで 1日中 付き合って応援してくれた 御家族に感謝の念を新たにした様子でした。
そして、「(ホントにきつかった)でも、あの時、ひとつの事を一所懸命やっておいてよかった。」という言葉を、何回も口にしていました。
他にも、家の場所や学校では接点がなかったであろう二人が、大人になっても「こうやって、会える(仲間がいる)のが嬉しい。」
今でも「こうやって、(帰って)来る場所があるのが嬉しい。」
とも。
彼らも社会に出て、いろいろな壁に突き当たることもあると思いますが、その時に「あの頃 がんばった経験」に支えられたり、仕事場とは別の「仲間」に支えられて、次の一歩を歩み出してくれたらいいかなと思います。
OB・OGの皆さん、記憶だけで物足りなかったら、いつでも道場に足を運んで「原点回帰」してください。
いつでも待っているよ♪
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