今月で「関東大震災」から101年。
「東日本大震災」からは13年半、阪神淡路大震災は蓮田支部開設直後なので まもなく30年となります。
そして今年は、はじまりから能登の地震。先月は宮崎でも。
比較的 自然災害の少ない埼玉でも、いつ大きな災害に見舞われるかわからない状況にあります。
地震に関しては最近の傾向として、最初の揺れが余震で その後にさらに大きな本震が起こる場合もあります。
「常に最悪の状態を想定して準備する」ことも武道教育。
今後も細心の注意を払い行動しましょう。
例年、9/1の「防災の日(関東大震災)」と 3/11(東日本大震災)の時期に、避難方法と経路の確認を行なっています。
特に、東大宮教室は、蓮田支部道場と違い ビル内にありますので、地震以外にも火災などの 非常時に備え、しっかり覚えておいてください。
通常の玄関が利用できる場合は正面から避難しますが、不可能な場合は アリーナ入口と反対側に非常口がございますので、そちらから避難します。
非常口を利用した場合は ビルの裏から出てきます(右写真参照)。
建物外での第1避難場所は、正面玄関を出て道路を挟んで迎え側のコインパーキング。
そこが危険な場合は、東大宮中央公園へ向かいます。
お迎えに来ていただく時のため、保護者の皆様も確認しておいてください(⇒ 緊急時の連絡方法について)。
避難に備えた準備
① 更衣室から練習場までは土足禁止のため、必要な方はスリッパなど上履きをご用意いただくようお願いしてありましたが、現状は 皆さん裸足のままで移動しています。
② 稽古時間が開館直後で清掃が行き届いているため、通常時は問題ありませんが、地震・火災などの緊急時は危険物が足元に落ちている場合があります。
③ そこで原則、下履きは靴袋に入れてロッカーへ置き、各自ご用意いただいた上履きに履き替えてアリーナまで移動します。
上履きが無い場合は 下履きをアリーナまで持っていきますので、必ず 靴袋をご用意ください。
東大宮教室に現在在籍するメンバーは「災害の記憶が風化」どころか、まだ生まれていない子ばかり。
いくら空手が強くても、自然の力の前には無力に等しい時もあります(写真参照)。
空手の稽古中に被災する可能性もあります。
いざという時に動揺せず 指示に従って安全な行動がとれるよう、生活態度面は最優先して指導していきます。
あの日 被災地では、一所懸命に空手を稽古していたのに、続けたくても続けられなくなった方も数多くいることと思います。
空手を続けられる人は、それだけで幸せ。
だから、この一瞬、一瞬に、全力で取り組みましょう!!
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