当サイトの「道場案内」のページでも使用している分解写真ですが、この中に いつも稽古中に説明している「蹴り方の秘密」が満載されております。
身体の向きや、軸足の使い方などの「蹴りのフォーム」。
相手選手に対して自分が取る「ポジショニング(位置取り)」。
動きに無理・無駄のない「コンビネーション(技の組立て)」。
それらが、よく理解できると思います。
最初にタメを作ったところ。
ミットに対して、両肩の位置や軸足の踏み込む方向。
ヒットの瞬間。
身体の向きや腰の入れ方。
但し、写真の蹴りはミドルとハイで、高さは違います。
蹴り終わり。
着地の際に、身体の向き。
左前のままなら、左手でガードしながら戻れますが、身体全体の向きが変わってしまうと、途中で2度、正面向きになってしまうし、元の構えに戻るのも遅くなります。
組手クラスで組手立ちから蹴る稽古が始まったら、すぐにフォーム重視で稽古してください。
強く蹴るのは、フォームが固まってからで十分。
悪いフォームで10回蹴ると、直すためには、良いフォームを維持して100回は蹴らないといけません。
少年部なら、週2回の稽古で年間50週。
年間100回の稽古で各蹴りを10本ずつ蹴っても1,000本。
1年間、悪いフォームで蹴ったら、良いフォームで10,000本蹴らないと・・・。
途方も無い数字になる前に、最初から丁寧に稽古していきましょう。
この写真は蓮田支部の掲示板にも詳しい解説入りで貼ってありますので、選手レベルの皆さんは ぜひ ご確認ください。
基礎・応用クラスの皆さんでも、タメの作り方など理解できる部分はあると思いますが、そのレベルの人は まず試合で どんな風に蹴るか、イメージをつかんでもらえたらいいと思います。
また、少年部だけでなく、一般部の皆さんも参考にしてください。
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