東京工業大学の大隅良典 栄誉教授が、「オートファジー(自食作用)の仕組みの発見」で、ノーベル医学生理学賞を受賞することが決まりました。
仮にも理系出身者(相当「仮」ですが)の私としては、こういった基礎研究が評価されるのは喜ばしいことです。
「大切な事がわかるのは、20年、30年先かもわからないが、基礎(研究)が大切。」という言葉は、人間の育成にも言えるのではないかと思います。
特に、少年部の皆さんには、大人になって壁にぶち当たった時、それを乗り越えられる力を身につけておいて欲しいですよね。
社会に出てからの壁は、空手で審査に受からない、試合で勝てないなんて小さなものではないですから、今のうちに、小さな課題を一個ずつクリアして前進する力を養っておきたいものです。
とは言っても、経験の浅い子供たちにとって、空手のテストひとつひとつは大きな山。
挫けそうになったら、「この先を知っている」大人が支えてあげてください。
子供が少しでも挑戦しようという火種を持っていたら吹き消さないで!!
それさえ無かったとしても、心に点火する工夫はしてみるべきです。
大人が一緒になって、目先の結果だけで右往左往しないようにしたいものですね。
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