昨年は、蓮田支部が開設20周年記念の年を迎え、そして今秋には、東大宮教室が 晴れて15周年を迎えようとしております。
東大宮教室は、2001年9月、スポーツクラブNAS東大宮のエアロビクススタジオをお借りして、蓮田支部の兄弟道場として産声を上げました。
当時、スイミングのみだったキッズ関連スクールの一環としてスタートし、現在も、スイミング・空手・ダンスの三本柱の一翼を担う存在です。
歴代の道場生の皆様を始め、お力添え頂いた関係者の皆様におかれましては、改めまして厚く御礼申し上げます。
15年の月日を経て、当時のスターティングメンバーだった小学1年生が、現在は大学生。
空手を卒業後も度々、近況報告に訪れてくれて、最近では大会の お手伝いにも参加してくれています。
また、この15年の間には、東大宮だけではなく蓮田支部でも週1回ずつ稽古をする子たちが増え、「元気な東大宮」生が蓮田支部を活性化してくれた時期もありました。
過去を思い出しましても、こういった人と人との『わ』がある年代は、競い合って、支え合って、上手く、強く、そして輝いている子が たくさん生まれました。
各時代の世相を反映することで有名な「人生ゲーム」では、昨年発売の新盤で、賛同する仲間を増やすことをゲームの目的に加えたそうです。
今までは、手元のお金を増やして成功を得るのがゴールでしたが、お金以外にも目に見えない価値が認められている証拠だと言えるのではないでしょうか。
そこで、今年の みんなのめあては
としました。
これは、皆さんが、積極的に稽古や行事に参加する中で、仲間同士の間に会「話」が生まれ、彼らと手を取り合って「輪」となり、やがて親「和」・調「和」・融「和」していく…そんなイメージです。
学校に例えるなら、春に新しいクラスが編成され、最初は知らない子もいる中で、休み時間の会「話」を通して慣れ親しみ、授業や各行事で協力しあってクラスの「輪」ができあがり、やがて、その中でも親友、あるいは一生の友と呼べるような「和」の関係を得る…と表現したらわかりやすいでしょうか。
空手においても、各クラスが編成されるごとに、仲間を増やし、自分のパワーにしていって欲しいと思います。
今、稽古でしている苦労は、ほんの一瞬。
でも、今やらなければ、あの時やっておけば良かったという後悔は一生続くかもしれません。
仲間がいれば、一瞬の苦しみを乗り越え、明日につなげられます。
皆さんが お互いに影響を及ぼし合いながら、自分ひとりで持っている以上の力を発揮し、発揮させてあげられるように、今年は『わ』を大切にして、「仲間という力」を手に入れる年にしましょう!!
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