今年はおりませんが、以前は 合宿班の中に SV(スーパーバイザー)という役職の子が何名かおりました。
小学校2~3年生から毎年積極的に合宿参加し、数年の班員時代を経て 5~6年生で班長・副班長を歴任。
中学校に上がる頃には、後輩に席を譲らないといけない立場になった優秀な子たちです。
その職務内容は下記の通りです。
① SVの仕事は班長・副班長の監督です。班長・副班長が自分の職務を実行できているか監視し、できていなければ、適切な指示をします(但し、副班長を兼務している場合があります)。
② 原則的に、班員への直接指導はしません(副班長兼務の場合を除く)。並ばせたり、人数確認したりするのは、班長の仕事となります。
③ 但し、緊急の場合のみ、班員へも直接的に働きかけます。例えば、飛び出して車にひかれそうな場合、ふざけて川に流されそうになった場合など、身体・生命に危険が及びそうになる場合です。
④ SVは、自分の班だけでなく、全体を見渡して行動します。
班長・副班長の仕事は、班員の整列・班単位の行動時の誘導・トイレへの誘導・移動前の人数確認などです。
SVの指導を受けずに任務を遂行できることが理想ですが、できなかった場合のフォローをします。
班員は、原則的に、班長・副班長の指示に従います。
SVから直接指導されるような危険な行動は、あってはいけないことだとわかっていてください。
この制度は、既に班長・副班長を経験した子たちに、次のステップとして全体のリーダーになってもらうための試みです。
また、より多くの子たちに班長を経験してもらうため、上級者が班長のポストを占めてしまわないようにするための方法でもあります。
段階を踏んで経験値を積み、今後、SV制度が復活できると素晴らしいですね。
そして、各人がどこに出しても恥ずかしくない「グローバル・リーダー」に成長していってほしいですね。
コメントをお書きください