蓮田支部の合宿は、稽古だけでなく観光部分でも、参加者にいろいろな経験を積んでもらう体験主義。
なぜ そうしているかというと・・・
① 普段の稽古ではできないことを経験してもらうチャンスと考えているから。
② 家族とでは経験できないことがあると考えているから。
③ 知見を広げ 人間の幅も広げて欲しいから。
せっかく合宿に参加するのですから、たった2日間でも限界の壁を突破し大きく成長してもらいたいもの。
① 普段の稽古ではできないことを経験しよう!
普段の稽古では、場所・時間・メンバーの制約などでできないことをやります。
日頃の稽古を全力でこなしている子には、もうひとがんばりして、いつもだったらできない経験をして自信につなげてください。
今まで全力を出し切れていなかった子・稽古量が少ない子にはキツいだけかもしれませんが、翌年の合宿への参加を目標とすることで、次の一年の稽古を充実させてくれれば それも「収穫」です。
広い場所で、長時間にわたり、クラスに関係無く一堂に会して稽古する唯一の機会が「合宿」です。
② 家族とでは経験できないことをしよう!
例えば、以前、那須高原での合宿では、ゲル(モンゴルの移動式テント)の組立て体験をやりました。
家族4人ではできなくても、団体だからできる経験もあります。
さらに、人数が増えれば増えるほど選択肢が広がりますので、皆さん、積極的に参加してください。
もちろん、親に頼れない状況での生活そのものが重要な経験でもあります。
③ 知見を広げ 人間の幅を広げよう!
合宿では、特に自然体験を重視しています。
また、科学館や工場見学など体験施設を通して、知的体験をしてもらったこともあります。
家族とは いつもゲームセンターかなという感じの子が、目を輝かせている様子も多々見てきました。
直接、空手には関係無いようですが、バーチャルな空間ではなく現実の世界で多くの経験を積み、多くの刺激を受けて、人間的にも成長している子は、広い意味で「強い」からです。
励ましあったり、競いあったりできる「合宿」。
「仲間と一緒だからこそできる経験」もあるのです。
同じ学年で自分よりレベルが上の子から、じゃんじゃん刺激を受けてください。
この試練を乗り越えるため、出発前に しっかり応援して送り出してあげてください。
「家族にしかできない励まし」もありますから。
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