4年前のラグビーW杯で、日本が南アフリカに歴史的勝利を挙げた後、当時ラグビー日本代表ヘッドコーチ(監督)だった エディ・ジョーンズ氏がテレビで語っていた内容を当サイトでご紹介しました。
その時は道場に在籍していなかった方もいらっしゃいますので、加筆して再録しておきます。
世界各国の強豪チームを率いて、実績を上げてきたエディー氏は、成長に必要な心構えとして、“感情の波を小さくする”ことを挙げています。
「大事な試合に負けて、自信を失った。」「体調が悪く、今日は少し気分が乗らない。」
どんな人でもやる気がでない日はあります。
でも、それを理解した上で、
「そういう日こそ自分を奮い立たせないといけません。波を小さくさせ、一貫性を保つことが成長の差を分けるのです。」と。
そういう時こそ逃げ出さず、一歩前へ出る勇気を持つことで成長のチャンスをつかめるのです。
特に、少年部の場合は、こういう時に、いろいろな理由を付けて「やめたい」と言い出す場合があります。
精神的に未熟なので、短期的な判断しかできないためです。
そこで、障害を乗り越える力を付けられるかどうかは、長期的な視点で判断ができる親の力が100%です。
「負け犬」で終わらないよう、少なくとも目の前の課題を解決してから決断して欲しいですね。
それを解決すると、急に機嫌が良くなって、また前へ進み始めますから。
基礎クラスのチームテストも来週に控えています。
合格すれば一緒に喜び、不合格なら「どこが悪かったか」課題を確認し改良を求めてください。
それさえ解決すれば乗り越えられることを教えてあげてください。
⇒ 「1センチでも前へ」
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