恋ちゃんは、小学校最後の持久走大会。
入学当初は完走できるのかさえ心配されましたが、記録が伸びた、目安にしていた子を抜いたと言えば一緒に喜んだり、反対ならば一緒に悔しがったり、励ましたり・・・。
少しずつ体力もついて、今年は笑顔で伸び伸びと快走。
同じ学校に通う道場の仲間達と一緒に、それぞれの目標に挑みました。
みんな、「自分との闘い」には勝てたかな?
持久走大会の本来の目的は、順位争いでは無く、冬場の体力作り。
ただ、漠然とした目標では継続できないので、順位やタイムといった明確な目標設定がある訳です。
でも、親の中にも、ちょっと履き違えて「練習では思いっ切り走るな。本番だけ本気で走って1番取れ。」なんて指示する方もいて「?」ってなります。
自分自身を伸ばす事より、「他人を出し抜いて」、トップを取る事を教えられた子・・・かわいそすぎます。
あと、走るのが苦手な子は練習の前になると、何となく「あそこが痛い」だ「気分が悪い」だとズル休みしがちです。
そうすると、友達との差が広がり、ますます悪循環。
親が健康観察表に走れますとハンコを押していても、調子が悪いという子を先生が無理矢理走らせる事は難しいです。
そういう時は「今日の練習どうだった?」と常に声かけする事で、練習を休まないように誘導してあげたいですね。
そして本番も「どうせビリだから来なくていいよ。」と言われても、都合がつく限り応援に行って見守ってあげて欲しいです。
どうしても用事があって行けないなら、帰ってきてから結果を尋ねてあげてください。
気持ちを共有して「私は、あなたの味方だよ。」と伝える事が、「苦しい時にがんばれる子」に育てる秘訣だと思います。
幸い、恋ちゃん以外の3名の道場生の親御さんも、学校行事にいつも熱心に参加していらっしゃるので、見ていて安心ですね。
他の学校の皆さんはわかりませんが、今時、忙しいのは皆同じ。
子供に無関心にならないようにしましょう。
コメントをお書きください