昨年までに、試合観戦(※)・審査の見学を済ませた方の中には、グループ変更を希望する方がいらっしゃると思いますので、確認のため まとめておきます。
※ チャレンジグループへ変更するためには、最低1回は「会場での試合観戦」という条件があります(下記参照)。
ただし、組手クラスに進級するまでに「ルール説明をする日」というのはありませんので、ルールを覚えるまで各自で試合観戦を重ね、テストに合格してください。
少年部は、目標を共有し、稽古を効率的に進めるられるように、グループ別・クラス(チーム)別に稽古を行っています。
親子でよく話し合い、両者でミスマッチにならないようにしてください。
指導は、希望に沿って行っていきますが、最終的には全員がトップチームに入れるようにしてください。
超越塾の空手は、「フルコンタクト空手」です。
型の美しさを採点するだけでなく、実際に試合をする中で その人の「上達度」を計っていきます。
そのため、試合出場できるようにならないと 色帯にはなれませんし、試合で実績を残さないと 黒帯になれないシステムになっています(⇒ 審査基準・初段受験資格 参照)。
したがって、最終的には、全員が試合に出場できるようになってほしいと願っております。
それも、早ければ早い程 チャンスが広がりますので、スピード感を持って進めていきたいと考えております。
しかし、本人や保護者の一部には そこまで望んでいない場合もあり、その子らには強制になってしまわないように配慮しています。
そこで、塾生・保護者・指導者間の意識のギャップを埋めるため、本人の意向を 随時確認しております。
内容は、「試合に出場するため、一所懸命に稽古し、一所懸命に勉強する気持ちがありますか?」というものです。
この制度は 子供達をふるいにかけるのが目的ではなく、本人と保護者のニーズを確認し、望まない子には、急がず、気持ちが固まるのを「待つ」ためにあります。
したがって、保護者の皆さんは試合に出場させたいと思っても 本人が希望しない場合には、まず、試合を積極的に見せるなど、空手に触れる機会を増やし、環境を整える中で 興味を持たせるところから始めてください。
また、試合に初出場した選手は ほぼ全員が「楽しかった」「もっと早くやっておけば良かった」という感想を漏らします。
もちろん、保護者の皆様の感動は「発表会」「運動会」に勝るとも劣らないレベルです。
それをご理解いただいた上で 両者が出場を希望しない場合でも、後から知らなかった・やっておけばよかったとならないよう、早い段階で1回は試合観戦しておいてください。
グループ名 | 内容 | |
① | エンジョイ |
まずは、空手を楽しんで稽古してもらうグループです。 空手ですから、最低限のルールとマナーは守ってください。 上達度によって 審査は受験できますが、自由組手(試合形式の稽古)は行わないので色帯(6級以上)の受験はできません。 ただし、審査では「この技は試合で使えるか」が合格の基準なので観戦経験があるほうが有利です。 |
② | チャレンジ |
試合出場を前提に稽古するグループです。 早く進級するため、全てのルールとマナーを守り、審査も積極的に受けてください。 進級スピードを上げるため、自分が参加しない審査・試合も なるべく見学し、合宿も 参加条件をクリアしている人は全員参加してください。 |
③ | トップ |
上記の条件をクリアして、道場の代表として試合に出場している選手です。 |
① 新規で入塾された方は全員、エンジョイ・グループからスタートします。
② 入塾後、「試合出場希望の有無」を基準に エンジョイ/チャレンジに分けます。
③ チャレンジ・グループへの変更を希望する方は、審査・試合を最低1回ずつは見学後(後から想像と違うとならないためです)、親子で話し合って決めてください。
④ その際、チャレンジ・グループを選択する場合は下記の条件を満たせるか、親子で確認してください。他の習い事をしており、空手を優先できない人もいると思いますので、条件を満たせない場合は、エンジョイ・グループに所属してください。
⑤ チャレンジ・グループ挑戦が決まりましたら、指導者にお申し出ください(随時受付可)。
⑥ なお、エンジョイ/チャレンジ間の変更は自由ですから、希望が変わったらお知らせください。
⑦ 試合に出場するようになると、トップ・グループ入りとなります。
塾生自身は・・・
① 稽古を休まないよう自己管理する。 ② 稽古で習った内容は、その日に覚えるようにする。 ③ テストに積極的に挑戦して、チーム・クラスを上に進める。 ④ 試合を観戦して、試合のルール・マナーを覚える。 ⑤ 試合を観戦して、稽古で習った技がどのように使われているかを 総合的・感覚的に理解する。 ⑥ 参加資格がある行事(からてまつり・合宿等)には、積極的に参加する。 |
① 稽古を休まないよう、体調・時間管理をする。 ② 稽古でどんなことを習ったか、こまめに話を聞く(親子のコミュニケーション重要です)。 ③ テストに挑戦しているか、チーム・クラスを上に進めているか把握し、後押しする。 ④ 試合を一緒に観戦して、試合のルール・マナーを一緒に覚える。 ⑤ 試合を一緒に観戦して、その感動や、自分の お子さんへの期待感を伝える。 ⑥ 参加資格がある行事(からてまつり・合宿等)には、積極的に参加させる。 ⑦ 子供の理解力・伝達能力には限界もありますので、当サイト・当道場公式ツイッターを有効に活用し、連絡事項を 常に確認する。 但し、大切な話を覚えるのも練習なので、あくまでも、お子さんが正しく理解できているか「答え合わせ」用のツールとしてご利用ください。 |
※ お子さんは勿論ですが、ご家族のご協力も不可欠ですのでよろしくお願いします。
クラス名 |
グループ |
稽古内容 |
通常の稽古以外に 参加できる行事 |
|
① |
基礎 |
エンジョイ |
基本動作・基本稽古 移動稽古 体力作り |
親子空手 演武会(公開練習・「からてまつり」) 審査(チーム & 稽古の進捗度で決定/7級まで受験可) 合宿(第5チーム以上) |
② |
基礎 |
チャレンジ |
基本動作・基本稽古 移動稽古 体力作り |
親子空手 演武会(公開練習・「からてまつり」) 審査(チーム & 稽古の進捗度で決定/7級まで受験可) 合宿(第5チーム以上) |
クラス名 |
グループ |
稽古内容 |
通常の稽古以外に 参加できる行事 |
|
③ |
応用 |
エンジョイ |
基本稽古・移動稽古 約束組手・型 |
演武会(「からてまつり」) 審査(7級まで受験可) 合宿 クリスマス会 |
④ |
応用 |
チャレンジ |
基本稽古・移動稽古 約束組手・型 |
演武会(「からてまつり」) 審査(7級まで受験可) 合宿 クリスマス会 |
クラス名 |
グループ |
稽古内容 |
通常の稽古以外に 参加できる行事 |
|
⑤ |
組手 |
チャレンジ |
基本稽古・移動稽古 シャドー ミット・自由組手 |
演武会(「からてまつり」) 審査(稽古の進捗度で 6級まで受験可) 合宿 クリスマス会 試合(稽古の進捗度で 出場可否を判断) |
⑥ |
組手 |
トップ |
基本稽古・移動稽古 シャドー ミット・自由組手 |
演武会(「からてまつり」) 審査(稽古の進捗度で 6~1級まで受験可) 合宿 クリスマス会 試合 |
クラス名 |
グループ |
稽古内容 |
通常の稽古以外に 参加できる行事 |
|
⑦ |
選手 選抜 |
トップ |
基本稽古 シャドー ミット・自由組手 |
演武会(「からてまつり」) 審査(稽古の進捗度で 初段まで受験可) 合宿 クリスマス会 試合 |
基礎クラスは稽古中に、約束事、グループ・クラス・チームなどのシステム、各行事に関して、繰り返し説明しております。
その日習った内容を覚えているか、ご家庭でも確認してみてください(兄弟姉妹の場合は各自別々に)。
そして、行事参加(見学を含む)と並行しながら 理解を深めていってください。
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