そもそも事の発端は、春休みでヒマそうな 恋ちゃんを 少しは外に連れ出そうと、用事に付き合わせた時のこと。

 

途中の道端で、電柱の住居表示に書いてある はすぴぃの絵を見つけると、1ポイントというゲームで、「はすぴぃ 見っけ！！」とか言いながら駅方面へ。

 

用事を済ませ、駅前に新しく作られた案内板を見ていると、車が停まって、派手な衣装の人達が次々と降りてきました。

 

「恋ちゃん、あれ、にゃんたぶぅ じゃね？」と言いながら見ていたら、目が合って･･･

 

「どうも、にゃんたぶぅです。」

 

「ですよね。」

 

「今日は、広報の撮影なんですよ。」

 

「あれっ！？お嬢さん、何持ってるの？」

 

「ふっかちゃんじゃない。ダメだよ、はすぴぃじゃなきゃ。」

 

「だって、（ぬいぐるみは）売ってないんだもん。市役所に言っといてください。」

 

「じゃあ、私の はすぴぃあげる。」

 

と、こんな会話の流れで、お姉さんが、自分の衣装からストラップを外して、プレゼントしてくれたのでした。

 

何かのイベントとかでなく、ただの立ち話だったんですけどね。

 

恋ちゃんにとっては、本当に「はすぴぃ 見っけ！！」の1日でした。

 

小さい町ならではの光景に、本当、「蓮田っていいな！」