いきなり、一人で50回やってごらんと言われたら、できない子の方が多かったでしょう。
少しずつ練習していったから、50回できるようになったんだという事を覚えておいてください(稽古の重要性)。
稽古では、「全員が最低50回はやるから。」と約束したけど、「それ以上はやらない。」とも言いませんでした。
そして、予告無しで始まった 100回への挑戦。
みんながいたから、自分だけリタイアできずに続けられたんだという事も覚えておいてください(仲間・ライバルの重要性)。
また、既に、合宿を経験している子は、100回でも余裕があったと思います(成功体験の重要性)。
良質な集団において、力を合わせたり、競い合ったりする事で、その子の能力は開花します。
それを証明するために挑戦してもらいました(決して騙したんじゃないよ~!!)。
総合すると、「継続」する事の重要性が見えてきます。
稽古を続けていけば、その間に、試合・審査・演武・合宿・・・いろいろな行事と出会う機会があります。
それを体験すれば、助け合ったり、励まし合ったり、時に、競い合ったりして、1人ではできなかった事を達成できるようになるのです。
休まず、一所懸命、稽古をすれば、少しずつでも成長が見えます。
例えば、合宿に参加して知り合った先輩を応援に行く中で、彼らの姿に影響を受け、最初は、自分には無理だと思っていた子が、少しずつ成長する内に、そろそろ自分もと変化する時期が来るものです。
そういった意味でも、昨年、10周年表彰が5名もいた事は素晴らしい事ですね。
大人には、ひとつの事を10年続ける難しさを十分、御理解頂けると思います。
少年部の子達は、人生の半分以上を空手に捧げている訳ですから、あれだけ頼もしくなるのもあたりまえですね。
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