本日付、朝日新聞・埼玉版で、蓮田中央小学校の吉野芳雄校長先生のインタビュー記事が掲載されています。
私も、闘極君の同級生で不登校になった子を 校長先生達が粘り強く説得し、修学旅行に連れ出し、勉強の遅れも取り戻し、最後は、皆と一緒に卒業していった姿を見て、「凄い!!」と思った事があります。
「近年の、子供の学力は二極化が進み、習熟差が大きくなっています。でも、『わかりたい』という意欲はみんなにあります。」
これは、勉強に限らず、運動、勿論、空手のようなオプションの習い事にもあります。
でも、いきなりできない子には、「できる喜びを少しずつ積み重ね、学習意欲を高め」ていく必要があります。
校長先生が「スモールステップ」という言葉で表現されている考え方で、ここに根気強く取り組めるかが、指導側に求められ、そのための時間を与えてくださるかが、保護者の皆さんの理解にかかっています。
そして、空手において、この考え方は、クラス制・チーム制という形で反映されています。
今回の「少年部意識調査」も、「ビッグステップ」を踏む方に光が当たりがちですが、その反面、本人と保護者から理解を得た上で「スモールステップ」を踏む時間を確保したいという意味もあります。
ですから、無理せず「まだすぐ試合に出なくてもいい」チームを選んだ人も恥ずべき事はないです。
ただ、全員が「試合に勝てる」可能性がある事は忘れないで欲しいのです。
そして、着実に進歩を重ねていってください。
おそらく、「試合で1勝すると その後の人生変わります」から。
コメントをお書きください