【空手】 『からてまつり2013 ~団体対抗戦編~』

団体対抗戦ということで、最初は、チーム全員が登場して「礼」!

 

さて、この後、試合結果はどうなった?

 


女子vs男子 5対5 団体対抗戦

① 先鋒戦:

 

試合の空気を左右するトップバッターは、同学年・同階級の対戦

 

動きが固かった 大川健弥選手に対し、伸び伸びと攻めた 横溝萌絵選手が、エキスパートの意地を見せ、僅差の判定勝利。

 

まずは、女子チームに良い流れを引き寄せた。

 


② 次鋒戦:

 

勝敗を五分に戻したい男子チーム。

 

このままリードを保ちたい女子チーム。

 

上級生を相手に、延長戦までもつれ込む粘りを見せた 横田恋選手だったが、終了直前、佐藤万斗選手が一瞬の隙を突いて上段回し蹴りを決め、辛勝。

 


③ 中堅戦:

 

まだ内容で不利な男子チームと、ここで、もう一度、突き放しにかかりたい女子チーム。

 

髙橋佑斗選手も積極的に前に出るが、勝利の糸口がつかめず。

 

延長終了寸前、上段回し蹴りを決めた 大久保日菜選手に軍配が上がる。

 


④ 副将戦:

 

一気に波に乗る女子チームは、キャプテン・富井美咲選手登場。

 

しかし、開始早々、為ヶ谷理人選手が上段回し蹴りで先行。

 

それでも、落ち着いて上段の蹴りを積み重ね、合わせ一本でチームを勝利に導いた。

 


⑤ 大将戦:

 

この時点で、団体戦の勝敗は決したものの、最後は、きちっと締め括りたい男子チームキャプテン・大川柾弥選手。

 

しかし、山本千笑選手の猛攻を受け、苦戦を強いられる。

 

延長・旗判定に持ち込まれるも、最後は、キャプテンの意地を見せ、一矢を報いる。

 


最後は、再び「礼」をして、ノーサイドの握手。

 

素晴らしい戦いをありがとう!!

 


 

 

 

《赤》女子チーム

 

《白》男子チーム

 

①先鋒戦

横溝萌絵

【本戦・判定・旗5-0】

大川健弥

②次鋒戦

横田恋

【延長戦・判定・ポイント差】

佐藤万斗 

③中堅戦

大久保日菜

【延長戦・判定・ポイント差】

高橋佑斗

④副将戦

富井美咲 【本戦・0:51・合わせ一本】

為ヶ谷理人

⑤大将戦

山本千笑

【延長戦・判定・旗4-0】

大川柾弥

 
勝利チーム:女子チーム(3勝2敗)
 

戦前、両キャプテンに予想を聞くと、「全勝」と即答した女子と、星勘定を始めた男子。

 

パンフレットにも書いたように、チームワークの女子と、「個」の男子の色が明確に分かれました。

 

しかし、団体対抗戦だけに、「結束力」と「信頼感」の差が、結果に反映されたかもしれませんね。

 

「からてまつり」のカードには毎回悩みますが、それでも、各選手の力量を正確に把握できているため、各選手に必要な役割を与えながら、「選手を育てるマッチメイク」ができます。

 

そのため、これをきっかけに、本大会で結果を残す選手も多いです。

 

逆を言えば、「からてまつり」で成長しても、その後に、本大会で活躍する時間が残されていないともったいないのです。

 

従って、現3、4年生は6年生までの間に、選手が4人以上揃った時点でトーナメントを開催します。

 

また、幼児を含む現2年生以下の皆さんは4年生を目標にします。

 

来るべき日に、選手として選ばれているように、また、ただ試合に出られるだけでなく、優勝を狙えるように、「もっと」勉強し、「もっと」稽古しておいてください。

 

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