探し物をしていたら、5年前に初めて「からてまつり」を開催した時のビデオが出てきました。
今週は、道場の大型モニター(?)で、衝撃映像の数々を上映中!
当時、道場の中堅だった3年生7人によるトーナメント。
そして、若手だった1年生と年長さんによるワンマッチ。
まだ基本的な技しか使っていないんだけど、回し蹴りのフォームやバランスが安定しています(無理な姿勢から出していない)。
あと、突きから蹴りへつなぐタイミングなんかは、言葉ではなかなか教え切れない部分だけど、みんな勉強家だったから、試合を観察しながら自分でモノにしていったんでしょうね。
絶妙の間合で当たっている瞬間が多々有ります。
これをきっかけに、勝った子は自信を持ち、負けた子は悔しさをバネに、一気に成長しました。
みんな試合に出るのが当たり前だったし、出るからには勝ちたかったし、勝つために厳しい稽古もしたし、試合を見て熱心に研究したし…そういう時代だったから、この中から多くの入賞者や黒帯を輩出できたのだと思います。
今、きつい稽古は嫌だから上のクラスに進みたくないとか、試合出るのは怖いから今のままで良いとか、消極的な子も少なからずいます。
おそらく、そういう子も、家では「がんばってる」と漠然と話すので、お父さん・お母さんも気付いていないんじゃないかと思います。
気付いていて「やれ」といっても、やるのは子供。
優秀な先輩達のようにできるには、何か彼らを「突き動かす動機」が必要なのです。
だから、こういう子達にこそ、1大会を通して観戦し、先輩達を一緒に応援して、その人が表彰される姿を見て、それに「感動」して「憧れ」る…そういう経験をいっぱいして欲しいのです。
テレビ画面の向こうではなく、すぐそこにあるのですから。
フルコンファイトのシーズンも、まもなく幕開け。
リアルな「ドキュメンタリー番組」をどんどん活用して行きましょう!
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